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<野党への批判>立憲は身内への甘さを捨てろ

 参院選2022まで約半年となる中で、立憲民主党菅直人元首相のツイートが物議を醸す。菅直人元首相は日本維新の会ヒットラーとみなす発言ととられる。今回はこのツイートに関する批判と立憲民主党の対応についてまとめる。

<ツイートへの批判>

 弁舌の巧みさという定義が曖昧だが、仮に弁舌の巧みさ=説得力と定めるならば橋下徹氏の弁舌は巧みであると言えるだろう。弁護士という肩書きを持つ橋下氏は話の論理性が非常に高く聴者は納得させられることが多い。だが、それをヒットラーに例えることは飛躍しすぎである。ヒットラーが政権を獲得した背景には弁舌の巧みさもあるが、有権者への直接的な支援もあった。日本維新の会の政策を見ると、身を切る改革などの政党改革が目立つ。そのため引き合いに出しやすかったのかもしれないが、日本維新の会ヒットラーと呼ぶ菅直人氏の発言は支持できない。

o-ishin.jp

立憲民主党の対応>

 立憲民主党の逢坂氏は菅氏のツイートについて会見では、菅氏個人の発言であるという認識であり党としての特段の対応はしないという意思を示した。立憲民主党の対応は問題なかったか。仮に与党の幹部が同じような発言をしていたら、立憲民主党は委員会や国会を通じて批判していただろう。今は野党であるために国民からの関心も低く、国を運営する責任もないので許されているに過ぎない。立憲民主党は常に与党になった時を考えて行動すべきである。以上を考慮すると、今回の立憲民主党の対応は批判されるべきである。

<まとめ>

 立憲民主党の身内への甘さは枝野氏が党代表から退いた後でも変わっていない。日本維新の会に支持率で迫られている中、追い抜かれる日も近いかもしれない。立憲民主党内の改革が急務である。