＜自民、立憲への批判＞コロナ禍における不祥事
最近、新型コロナウイルスに関係する国会議員の不祥事が与野党ともに相次いでいる。今回はそれらについて批判を交えてまとめた。
＜自民への批判＞
自民党の不祥事は二階幹事長の会食である。政府は緊急事態宣言のため、会食の人数制限を要請している。それにもかかわらず、二階幹事長は５人で会食を行っているのである。これではダブルスタンダードと批判を受けても仕方がない。しかし、政治家だから批判を受けているという印象も否めない。新型コロナウイルスが蔓延してから１年半が経過したが、５人以上の会食をしていないという人の方が少ないのではないか。すなわち、これらの批判は身分によるものだと考えることができるのである。そうすると、この批判は正当なものではないかもしれない。
＜立憲への批判＞
立憲民主党の不祥事は石川大我参院議員の知人救急搬送の強要である。石川議員の知人（以下、患者A)が新型コロナウイルスの陽性であることが判明したものの、血中酸素濃度の値が救急搬送するレベルではなかったため救急隊員は患者Aを救急搬送しなかった。しかし、石川議員はこの様子を撮影し「動画さらすぞ」と迫ったという。新型コロナウイルス患者で各地の病院が逼迫している中、事実上のトリアージが行われていることは悲しいことではあるが、政策上決まってしまったものは従わざるを得ない。国会議員であるならば救急隊員を非難するのではなく、国会で今の現状のおかしさを伝え変えていくのが務めではないのか。
＜まとめ＞
国会議員の質が年々下がっているのではないだろうか。国家という最大規模の組織を運営する責任が感じられない。国力の低下を招いてるのが地震であると気づかないのだろうか。（西園寺康平）
